ご注意:ページの後半にネタバレを含む内容の感想があります。
★★★★☆
序盤からハラハラしながら見させてもらいました。
役者さんの臨場感がハンパなかったので、ほんとおもしろかったです!
ロケーションがサイコーっすね。
★★★★★
観る人それぞれの人生に照らして、解釈が変わる作品
クラシックのBGMだけで、台詞もない"静"と、シチュエーションや登場人物の表情から感じられる"動"が対照的な作品でした。古い学校や年期の入った椅子と、美しい自然の緑の映像も心に残ります。
詳しい説明がないからこそ、観る人一人ひとりの感想が違ってきて、一緒に見ている人と感想を話し合うのが面白いと思います。
毎日毎日を大切に、自分の人生を精一杯生きていきたい、私はそう思いました。
★★★☆☆
こういう短編映画は、行間が大きいので、鑑賞した側の受取方次第で色々評価は変わるのだと思いました。今の自分にはそこまで、琴線に触れることはありませんでした。
★★★★★
涙が出そうな、泣きそうな感じが持続して見終えました。
いろんな例え方が出来ると思いますが途中まで『神様とあの世へ旅立つ5人』だと思って観てました。観終わった時には生命の神秘だと思いましたが、振り返ると精神世界の様にも思えました。
映像は綺麗でしたし、皆さんの演技も素晴らしく、あっと言う間に引き込まれました。
★★★★☆
友人(スタッフ)からの招待で鑑賞させて頂きました。先入観無しで見て欲しいとのことで、フラットな状態での鑑賞スタート。
荘厳なクラシックと空撮された森の映像でオープニングから、初映画作品とは思えないほどのクオリティに驚かされました。
とにかく、素人ぽさがない。プロっぽい仕上がり。かといって、予算を掛けてる訳ではない。きっとそういうセンスがいいのだと。
映像、音楽、ストーリー。足し算ではなく引き算を重ねてスッキリとしたプロっぽい仕上がりに拍手。
★★★★★
映像だったこともあり、舞台より皆さんの表情をしっかりと感じられて印象的でした。
音楽も風景も美しくて引き込まれました。
物語が進むにつれてこちらの気持ちも揺れて涙が出ました、素晴らしかったです。
★★★★☆
台詞の少ない映画を見るのは初めてで、どんな内容なんだろうと思いながら観ていました。
観終わったあとの自分の中の解釈と、制作された方々の解説と、一緒に観ていた人たちの解釈と、様々な見方があって、そういう意味でも深く面白い作品だったと思いました。
逆に、台詞なしであんなに表現ができるものなんだと驚きました。映画館で見るような映画は受け身な印象で、今回の映画は自分から内容を掴みに前のめりになって見る映画だったように思えました。
この度は貴重な機会を頂きありがとうございました。また次回作も楽しみにしています。
★★★★☆
セリフがないからか、演者さんの表情がとても良かったです。
★★★★★
始めは、どんな状況でどんな意図があるのか、分からなかったので、ボーッと見てましたが、きっと何か意味があるに違いないと見ていました。
映像美が印象に残ります。 無言の迫力がありました。 緊張感がすごかったです。
最後は、なるほど、そういうことかと、とても感慨深く思いました。
「生きる」ことを考えていた時だったので、涙がこみ上げてきました。
26分という短い時間でしたが、とても余韻の残る重厚な作品でした。
よくある安易な自殺とか意味がないのに意味ありげに作るものでなくて良かった…。両監督の「思い」が伝わりました。見に行けて、良かったです。
即興のバージョンも本編とは違い、緊迫した迫力があり、もっとドロドロしており、スリリングで見応えありました。ライトホラーな感じでしたね。即興で3度同じようにされたと聞いて、すごいなあと思いました‼︎
制作風景なども見られて、面白かったです。
★★★★☆
前説なしでは内容が全く解らなかった。
アフタートークを聞いて、なるほどねと思えた。
アナザーシートがとても良かった。
★★★★★
作品を見た人それぞれがいろんな解釈ができる作品だと思いました。
★★★★★
何が正解なのか、結果が全てと考えがちな世の中でありがちでありますが、椅子取りゲームでの勝者敗者とのいう結果では計れない考えさせられる映像でした。
★★★★★
想像以上過ぎました。
★★★★☆
役者さんの演技が凄かった。
その分音楽に演出や空気感を頼ってる感じが強かったので、役者さんの声も交えた演技も見たいと思った。
★★★★☆
舞台と違って、映像(音)だけで伝えるのはとても難しいと思いました。
映画ならもう一捻り欲しかったし、舞台なら充分すぎるくらいヒントが落ちてた。
それと、上田さんの押し売りは少しウザかったです。
もう少し受け手(観る側)に自由度を与えて欲しいなぁ。
以下、ネタバレを含む内容があります。映画をご覧になる前はなるべく読まないことをお勧めします。
★★★★☆
初めのうちは何を示しているのかが全くわかりませんでしたが、最後の一人となったときにすべてが分かった気がします。
最後のカバンに紙をしまう描写がなんであるかが分からなかったですが、お一人お一人の表情の変化が見事でした。
★★★★★
シンプルでわかりやすかった。
私は無駄が多くて複雑な醜い生き方をしていますが、生きることってこの椅子取りゲームみたいに簡潔で、残酷で綺麗なんだろうなと思った。
誰かの生まれ変わりだと考えたらちゃんと生きなくてはと思えた。
★★★★☆
とても興味深い内容でした。役者の皆さんの表情から言わんとする内容も伝わりました。映像もきれいでした。とても良かったです。
最後の赤ちゃんの声のところに少し余韻がほしかったです。映像も黒ではなく白い画面で終わったら希望的感覚が残りそうな気がしました。偉そうな感想ですみません。
また次回があれば鑑賞したいと思います。
★★☆☆☆
わかりやすいストーリー。脚本にひねりを期待します。
役者さんの感情にリアリティが無いというか、人間ってもっと喜怒哀楽があるよね。…って人間じゃないから、だから、みんなほぼ同じリアクションなんでしようか。
独特の色彩と映像の美しさは見事でした。フィルムで撮るとホラーっぽくなるのでデジタルで綺麗に仕上がっていて良かった。
音楽はオリジナルですか?もう少しダイナミックさをおさえたら聴きやすいかもしれません。
監督の熱い解説で更に楽しめました。 お2人の温度差を感じましたが、それはそれで作品として味をだしているのでしよう。
撮影やモノづくりは大変だと思います。 頑張って続けてください。 ありがとうございました。
★★★★★
小さな動き、表情、小物にまで、全て何か意味があるのではないか?と、とても集中して観ました。
映像もとても綺麗で、役者さんの表情の魅せ方も素晴らしかったです。
時間が経つにつれ、妙な不安にかられ、息を止めて見ている気分になりました。
生きるとは、闘い勝ち抜くことなのだろうか?
生きたいなら、なぜ奪い取ってでも勝とうとしないのか?
自分の中で、疑問、葛藤、矛盾、色々なものが混じって、答えが見つからぬままでした。
生きること、生まれること、死ぬこと、生まれてこれなかった命があるかもしれない、ということまで考えさせられました。
とても深い映画だと感じました!
ありがとうございました
★★★★★
凄く楽しかったです。
綺麗な映像、音楽も良かった‼︎
もし生まれ変われるとしたらを、僕も考えてみます。
椅子取り最後の方は前世の記憶のままなのかな?
★★★★☆
ノンバーバルであることと普遍性のあるテーマだったことで、色々と想像しながら観ることができました。
特に考えたのは、「命の選別」にあたり各人の想いや意思の強さは影響していたのだろうか、ということでした。言い換えれば、「生まれることは偶然なのか、必然なのか」。
椅子取りゲームと言えば基本的には運の要素が強いゲームだと思います。「その瞬間」に自分がどの位置にいるのか。椅子の目の前なのか、後ろなのかによっても大きく結果が変わってくる。
そういった完全な偶然によって生まれることは決定されるのか。それとも、個人の想いはそこに介在するのか。それぞれの手紙にしたためられた想いを知る「彼女」の意思はそこに働いているのか。そんなことを考えました。
ただ、実際の椅子取りゲームでも、一瞬の迷いが反応を遅らせ椅子を奪われたり、半分ずつ座った時に相手の想いに圧されて譲ってしまったり、逆に絶対に譲らないぞと粘ることもあるでしょうし、偶然だけではない必然の要素もやはりあったのかもなと。その辺りに垣間見える一人一人のキャラクター、前世が、もう少し見えてきても良かったかなと思いました(私が読み取れなかっただけかもですが…)。
また、あの場にいた人たちは基本的には皆んな「もう一度生まれたい」という想いが強い人々だと感じましたが、そういう人だけが参加するゲームなのか、ということも考えました。この世には必ずしも「もう一度生まれたい」と思って生まれてきた人ばかりではなくて、中には「もう二度と生まれたくない」と思うような前世を送った人もいるのではないかと。
例えばあの中に1人、そういう人がいたらどうなっていたのだろうと。前世で生きることに絶望し、自ら命を絶った人が1人混ざっていたら。生まれ変わりたくないのに強制的に参加させられていたなら。その人はどんな風にゲームに参加していたのだろう。もし生まれることが「偶然」なのだとして、偶然にもその人が選ばれてしまったなら、その人はその瞬間どんな表情を浮かべたのだろう、とか色々と観終わってから想像しました。
まぁ、勝ちたいと思っていない人が参加するとゲームとして成立するのか、ということはあるかと思いますが^^;、とにかく色々と考えさせられた作品でした。
★★★★☆
演者さんからは怒られるかもしれないですが、拙い説明セリフより、演者さんの所作、表情、オマージュ映像カットで伝わる表現が観る者を摑まえる事が出来ると考えるなら今回の「The seat」は、良い作品だと思います。
綺麗な映像、テクニックがある映像カットのある映像が良い作品と世の中の人は、勘違いしてますが、今回作品は、そんなことを凌駕するのではないかと思います。
あえて、自分が本を書くというスタンスなら、今以上に… 手紙はどの演者さんの想いがあるカットを入れるか?演者から憎しみ感がある残念な表情より力尽きた達成感のある表情にするか?子宮から飛び出してくる光のバックライトをエンディングカットにするか?のト書きを工夫をするで、悩むところ。今回の作品がとやかく言うのでなく、あくまでも、自分がプランを立てるならの話で聞き流していただけると嬉しいです。
もっと、たくさんの方々に観ていただきたいですねー
★★★☆☆
エンドクレジットの天辺塔のロゴが配給会社のロゴみたいで格好良かったです。
輪廻、生まれ変わる、生まれ得ぬ命、ラストの赤子の声が象徴していますが、私はどこまでも生きている現在に興味があるので、この登場人物全員が1人の人間であり、1人の人間が選択を積み重ねた現在と捉えました。無数の選択によって捨ててきた過去、なし得なかった過去、けれどももしかしたらそう在りたかった過去たちではないかと。 それらは、後戻りできないという意味では消えるが、自分の中では消えずに、常に自分を監視あるいは凝視しているもののように思います。
余談ですが、ある映画の「過去の自分に叱られるのは辛い」という台詞を思い出しました。
★★★★☆
全体的に不思議で、緊張感がある中で進行していくのが良かった。
核心に触れないままなのかと思ったが、出生届に加え、泣き声で終わるのが疑問だった。
必死に今の人生を生きていこうと思った。